ミーティングでの取組み内容を分かりやすく展開するために映像を活用!
さらに社内ホームページに掲載することで社員や関連会社にも展開。
日本を代表する自動車メーカーである三菱自動車工業株式会社では、CS※向上のためのイベントや取り組みに力を入れており、全国各地に拡がる販売会社に向けた、社内イントラなどを利用し情報発信しています。
※小売や接客を伴う業種で近年注目を集める「CS(=顧客満足度)」。企業の成長には欠かせない指標の一つであり、自社サービスや商品でどれほど顧客を満足させられているかを可視化したデータです。
その中でもCS向上活動の一環として行った、女性活躍推進、モチベーション向上のためのイベント「Smile Project Meeting」は大きな反響を呼びました。「Smile Project Meeting」は、全国の販売会社から代表の女性スタッフが一堂に会し、ディスカッションや講和を通してCSの重要性について参加者全員で考えるミーティングです。
このイベントを企画したのは、販売会社様のCS向上のためのプロジェクトとして、国内営業本部にて立ち上がった、「Smile Project」メンバーです。なんとメンバーの9割が女性社員!
動画の窓口では、
・ミーティング風景の撮影
・ミーティング終了後の懇親会でその日の映像を放映する編集(=撮って出し映像)
・同社内記録用動画の制作
に携わらせていただきました。
実際に動画を活用したことで、ミーティングや懇親会の会場の熱気を高め、後日配信した社内イントラでも各方面から大きな反響があったといいます。
当時、Smile Project Meetingの記録担当の
グローバルアフターセールス本部 海外アフターセールス第一部 (当時所属部署:国内営業本部 国内ネットワーク開発部)
岩山様
国内営業本部 国内商品販促部 (当時所属部署:国内営業本部 国内アフターセールス部)
金塚様
にお話を伺いました。
■参加者の心に残る記録媒体として動画を選択
(岩山様)イベントを記録するにあたり、どのような方法が一番当日の様子を伝えやすいか、頭を悩ませました。また、参加下さる方々の心に残る演出をしたいという思いもありました。
記録用としては、文章だけの表現だと「CSについて考えるイベント」で終わってしまいますが、ワークショップの発表や作品を映像にすることでより一層見てくれた方々の記憶に残せると思いました。
また、懇親会で当日の様子の動画を流す演出は、結婚式のエンドロールからヒントを得て考えました。式の最後にその日の映像が見られる。プログラムの一つとしてそれをやりたいと思ったのです。
結果として2本制作いただきました。ワークショップや懇親会でのインタビューなどを含めた記録用と当日エンディングで流す映像です。周囲の社員や上司からの評判も非常に高いものに仕上げていただきました。
■参加者のインタビューも映像だから想いが波及した
(金塚様)制作した動画は、リスク管理の観点も踏まえて一般公開はせず本社と販売会社のみがアクセスできる独自ページにアップしたのですが、掲載後のアクセス数が通常時と比較して飛躍的に向上したのは正直嬉しい出来事でした。当日現地に来られない参加者の上司の方々からも「受講の様子が伺えて安心した」「どんな会だったのかが映像で見られて理解できた」とお声をいただきました。あの雰囲気は文字や写真だけでは伝えられなかったと思います。
結果的に多くの方々に対して、私たち三菱自動車グループで働く女性の持つ熱意をお伝えできたのではないかと思います。
(岩山様)これまでも、様々な取り組みを社内イントラで情報発信してきたのですが、文書での発信では大事な部分が読み流されてしまうのではないかという不安がありましたし、活字だと読むまでのハードルもあるように感じます。
動画ならば文字で伝えるよりも格段に伝わりやすいですし、スッと入ってきます。イベントの後半で参加者にインタビューさせていただいたのですが、アンケート用紙では見られない本人の表情や声、気持ちがそのまま伝わってきて嬉しかったです。
今後も様々な場面で動画の起用を積極的に検討していこうと思いました。
■「費用がリーズナブル、クオリティが高い、フレキシブルな対応!」
(岩山様)発注先として候補にあがった会社の中で、弊社の人事部が以前お取引をして頂いたこともあり、費用面も含めて弊社のニーズにあっていた、メディアパーティ様に依頼をさせていただきました。
イベントには開催当日のハプニングが付き物ですが、担当の小鹿さんを始め動画の窓口の皆様には柔軟に対応していただきました。
例えば、秘匿情報の為撮影ができない時間帯が当日急遽発生してしまいましたが、動画ではなく、撮影可能な範囲での写真撮影に変更頂きました。また、弊社の機材トラブルにも対処いただき、とても助かりました。
弊社としてもはじめての試みですし、さらに時間の無い中でプレッシャーも大きかったのではないかと思います。テロップの文章なども最後まで細かく修正対応いただき、プロジェクトメンバーも出来栄えに感動しました。
(小鹿)会場では映像編集をしながらイベントを拝見していましたが、女性のエネルギーをすごく感じました!180名もいる参加者一人ひとりがそれぞれの立場で「これから会社を、店舗を引っ張っていくんだ!」という熱気に溢れていて編集にも力がこもりました。
イベントの最後には、作ったものを会場の皆さんと一緒に見ることができたのは嬉しかったです。今後も動画の窓口として、三菱自動車工業様の取り組みにご協力できましたら幸いです。
※「Smile Project Meeting」はコロナ禍以前に行われた社内イベントです。現在は情勢に伴い開催を自粛しています。
※今回の取材はコロナ禍の為、マスクの着用、席を1つずつ空けソーシャルディスタンスを確保のうえ取材しています。
三菱自動車工業株式会社